メリル・ストリープ、ブラッドリー・クーパー監督デビュー作を絶賛

 メリル・ストリープは、ブラッドリー・クーパーが監督と脚本、出演をやり遂げた新作映画『アリー/スター誕生』を絶賛した。メリルはその理由として、俳優が監督を務めると俳優達を見せ過ぎるあまりストーリー展開が鈍くなりがちだが、同作にはそういったところがないからだと説明している。

 モントクレア映画祭で開催される慈善イベント「アン・イブニング・ウィズ・スティーヴン・コルベア」で、メリルはこうコメントした。「自然に撮れてるわ。俳優の撮り方じゃないわね。俳優が監督をやると、俳優達を見せ過ぎるところがあるの。ストーリーを進めるために思い切ってカットすることが出来ないのよ」「彼らにとって、話を進めることより、それぞれのキャラクターの方が面白いのね。でもブラッドリーはストーリーを進めることに徹した。素晴らしいわね」

 そんなメリルはまた、『プラダを着た悪魔』に続くエミリー・ブラントとの再共演作『メリー・ポピンズ・リターンズ』について、「この映画はとにかく素晴らしい。私は自分の全ての映画についてこう言うわけじゃないのよ。これは私の映画じゃなく、エミリー・ブラントとリン=マニュエル・ミランダの映画。アメリカへ贈るほんの小さなクリスマス・プレゼントといったところかしら」と続けた。

 ジュリー・アンドリュース主演で1964年に公開されたディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の続編である同作で、エミリー演じるメリー・ポピンズの風変りな従姉トプシーをメリルが演じる。

(BANG Media International)

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