エマ・ワトソンが映画版「若草物語」の撮影現場の写真を公開した。ルイーザ・メイ・オルコットの名作小説の映画化作品に出演するエマは、インスタグラムに共演者らとの記念写真を投稿した。

　その写真にはグレタ・ガーウィグ監督をはじめ、メグ役のエマ、ジョー役のシアーシャ・ローナン、エイミー役のフローレンス・ピュー、ベス役のエリザ・スカンレン、ローリー役のティモシー・シャラメがそれぞれ山高帽など昔風の衣装に身を包んだ姿で写っており「姉妹ほど誰かを愛することなんできない」というオルコットの言葉をエマはキャプションで添えた。

　一方フローレンスは最近、同作への出演が信じられなかったと心境を明かしている。

　フローレンスは共演者であるエマやシアーシャ、マーチおばさん役のメリル・ストリープについて、「小さい頃、憧れていた女性ばかり。自分がそこにいるのが信じられない。とても特別なことなんだってすごく実感してる。グレタが私のことを知っていたことはかなり驚きだった」と語っている。

　エマは「女王陛下のお気に入り」のプロモーションスケジュールの都合で降板したエマ・ストーンの後任としてキャスティングされていた。

　グレタが脚本も手掛ける同作は、４姉妹が子供から大人になるまでの成長を描く作品だ。

　原作は何度も映画化されており、ジリアン・アームストロングがメガホンを取った１９９４年版では主演のウィノナ・ライダーがヒット作家になる前の若者ジョーを演じ、ガブリエル・バーンやキルスティン・ダンスト、クレア・デインズ、クリスチャン・ベール、スーザン・サランドンなど豪華出演陣が顔を並べていた。

　一方でシアーシャとティモシーはガーウィグが監督デビューを飾った「レディ・バード」にも出演していた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）