アンバー・ハード ジョニー・デップとの破局で脅迫受けていた

 アンバー・ハードはジョニー・デップからドメスティックバイオレンスの被害に遭ったと口にして以来、殺しの脅迫を受けるようになっていたという。2016年5月にジョニーとの離婚を申請したアンバーは、ジョニーから「言葉と肉体的な」暴力を振るわれていたことを離婚理由に挙げていたが、ジョニーが全面否定しているその騒動を受けて常に恐れを抱くようになっていたのだそうだ。

 ワシントン・ポスト紙への寄稿文の中でアンバーはこう綴っている。「私は殺しの脅迫を受けるがために毎週電話番号を変えなければならなかった女性としてここに綴っています」「何カ月もの間、私は家を離れることはありませんでしたし、外出すればカメラ付きドローンやパパラッチたちに徒歩やバイク、車で追いかけまわされたのです。その私の写真を載せたタブロイドはマイナスなイメージを付けていました」「私は公共の意見の裁判にでもかけられているかのような気分でした。私の人生や生活が、自分では制御の全く効かない無数の意見に託されたかのように」

 そして「ブラックリスト」に載せられたことで、映画やファッションにおける大きな仕事のチャンスを逃したとして、「私はドメスティックバイオレンスを代表する有名人となり、口を開く女性に対するこの文化の怒りを一心に感じました」「友人や助言者たちからはもう2度と女優として仕事はできないだろうとも言われました。私はブラックリストに載ってしまったと。私が出演予定だった映画は、別の人をキャスティングしました。世界的なファッションブランドの顔として2年間のキャンペーン広告を撮影したところでしたが、その会社からも降ろされました。『ジャスティス・リーグ』と『アクアマン』でのメラ役についても疑問視されました」と続けた。

 アンバーはジョニーを守るためにハリウッドが自分を追い出そうとしたのだろうと考えているというが、今では変化を感じているようだ。「私はまさに暴力を訴えられている男性を守ろうとする機関の動きを客観的に目にしたのです」「権力のある男性をタイタニック号のような船と考えてみて下さい。船とは大企業です。氷山にぶつかった時、船上にいる多くの人達がその穴を必死にふさごうとします。船に信頼を置いているからとか、気にかけているからというわけではありません。ただ自分の運命がかかっているからです」「近年、#MeToo運動などにより、こうした権力がどのように働くのかの理解が深まってきました。ハリウッドに関わらず、あらゆる機関において。仕事場や祈りの場、または単なる共同体の場でさえも。人生の1歩1歩において、女性たちはこうした社会や経済、文化の力に支えられた男性たちに立ち向かっているのです。そしてこうした機関は変わり始めています」「私たちは今、政治的な変化の時にいます。私たちの大統領は、暴行やセクハラを含め、12人以上の女性たちにより性的不品行を訴えられています。彼の発言や態度についての憤りは、女性先導の反対派に活力を与えています。#MeToo運動により、私たち女性の人生のいかなる時代においても性的暴行がどれだけ影響を及ぼすのかが話題になったのです」

 そしてアンバーは、被害の告白をした女性たちに対するより強力な支援を呼び掛けている。(BANG Media International)

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