最も稼いだツアーアーティストにエド・シーラン
エド・シーランが2018年度最も稼いだツアーアーティストで首位、過去の最高記録を塗り替えた。エドは昨年から続いている「ディバイド」ワールドツアーで今年は3億4200万ポンド(約485億円)もの興行収入をたたき出したという。
今年エドは新曲のリリースこそないものの、同ツアーにより経済的に最も成功したアーティストの座に輝いた。ポルスター社の調査によると今年同ツアーでエドは486万枚のチケットを売り上げたそうで、ロンドンの9万人収容のウェンブリー・スタジアムの4公演が全てソルドアウトとなる盛況を見せていたことも記憶に新しい。
ちなみに、前回2014年から2015年にかけて行われたエドの「マルティプライ」ツアーは1億1900万ポンド(約169億円)の興行収入を上げていた。
ポルスター社のエグゼクティブ・エディター、アンディ・ゲンスラー氏はこう話す。「ディバイドツアーは完璧でした。高すぎないチケットの値段、世界中でヒットした将来名曲となるであろうシングル群、観客の期待に応えるソロパフォーマンス、アリーナからスタジアムへとうまく進歩したステージプロダクション、そしてファンとの密なオンラインによる交流などです」
今回のポルスター社の調査ではエドに続き、約300万枚のチケットを売り上げた「レピュテーション」ツアーでテイラー・スウィフトが2位、3位にはジェイ・Zとビヨンセ夫妻がデュオが名を連ね、以下ピンク、ブルーノ・マーズと続いている。
◇最も稼いだツアーアーティスト2018 (ポルスター社調べ)
(1) エド・シーラン 4億3240万ドル(約487億円)
(2)テイラー・スウィフト 3億4510万ドル(約388億円)
(3)ジェイ・Z&ビヨンセ 2億5410万ドル(約286億円)
(4)ピンク 1億6920万ドル(約190億円)
(5)ブルーノ・マーズ 1億6760万ドル(約189億円)
(6)イーグルス 1億6600万ドル(約187億円)
(7)ジャスティン・ティバーレイク 1億5100万ドル(約170億円)
(8)ロジャー・ウォーターズ 1億3130万ドル(約148億円)
(9)U2 1億2620万ドル(約142億円)
(10)ザ・ローリング・ストーンズ 1億,660万ドル(約131億円)
(BANG Media International)