今年最も稼いだコメディアンにジェリー・サインフェルド
ジェリー・サインフェルドが今年も、フォーブス誌発表の今年度最も稼いだコメディアンになった。ジェリーは、収入の半分以上に相当する3000万ドル(約33億円)をスタンドアップショーで稼ぎ出し、最終的に1年間で5750万ドル(約64億円)もの収入を挙げ、同誌の番付で1位に輝いた。
ジェリーの他の収入源としては、2016年にバラク・オバマ前米大統領が出演したことでも知られ、ゲストをクラシックカーで迎えに行くネットフリックスの『サインフェルド: ヴィンテージカーでコーヒーを』や、ニューヨークに暮らす4人の独身グループを題材にNBCで9シーズンに渡り放送され、Huluで配信されている『となりのサインフェルド』が挙げられる。
2006年以来、ほぼ毎年同ランキングのトップに君臨してきたジェリーだが、2016年は4350万ドル(約48億円)の収入を記録しながらも、8750万ドル(約97億円)を稼ぎ出したケヴィン・ハートにその座を明け渡す結果となっていた。
今回ジェリーは、ライバルのケヴィンとは50万ドル(約5500万円)の僅差で、首位の座を死守した。
3位以下はデイヴ・シャペルが3500万ドル(約39億円)、クリス・ロックが3000万ドル(約33億円)、リッキー・ジャーヴェィスが2500万ドル(約28億円)と続き、昨年6月1日からの1年間のトップ10の合計収入額は税引き前で2億9200万ドル(約325億円)にも上る。
◆フォーブス誌発表の今年度最も稼いだコメディアンランキング
(1) ジェリー・サインフェルド5750万ドル(約64億円)
(2)ケヴィン・ハート5700万ドル(約63億5000万円)
(3)デイヴ・シャペル3500万ドル(約39億円)
(4)クリス・ロック3000万ドル(約33億円)
(5)リッキー・ジャーヴェィス2500万ドル(約28億円)
(6)ガブリエル・イグレシアス2050万ドル(約23億円)
(7)テリー・フェイター1800万ドル(約20億円)
(8)ジム・ガフィガン1750万ドル(約19億5000万円)
(9)ジェフ・ダナム1650万ドル(約18億5000万ドル)
(10)セバスチャン・マニスカルコ1500万ドル(約17億円)
(BANG Media International)