ロザムンド・パイク、今は一息入れたい
ロザムンド・パイク(39)は、しばらく仕事から離れたいそうだ。ロザムンドは、戦場最前線で活躍した女性ジャーナリスト、メリー・コルビンを演じた『ア・プライベート・ウォー』と物理学者のキュリー夫人を演じた『レディオアクティブ』と2本の製作を終え、今は少しゆっくりしたいという。
『ゴーン・ガール』で知られるロザムンドは、英版マリー・クレール誌のインタビューで、次は何をしたいかという質問にこう答えた。「少しゆっくりしたいわ。誰かのふりをするって結構断片的なのよ。だから少しの間自分でいることが大切なの」
しかし、自身が素晴らしいと思う監督と今後一緒に仕事をしたいという気持ちもあるようで、「今年感動させられた監督達と仕事をしたいわ。アルフォンソ・キュアロンの『ROMA/ローマ』は最も美しい作品だった。彼と一緒に仕事が出来たらなんていいかしら。声に出して言ってみないと。彼は私のことを酷い女優だと思っているかもしれないけど、聞いてみないとわからない。思っていることを言わないと」と続けた。
一方ロザムンドは『ア・プライベート・ウォー』のメリー役の準備にかなり苦労したと話している。「映画の最後に『恐怖は全てが終わった後で来る』っていうセルフがあるのよ。やり遂げたって感じたわ。『どうやってあんなに大胆になれたのかしら?』ってね」「準備の仕方がわからない時もあったわ。大きすぎたの。声、タバコの吸い方、頭の動かし方、笑い方、歩き方など全て、変えることが多すぎたの」
さらにロザムンドは、メリーの友人であったジャーナリストのロージー・ボイコットや政治家のジェーン・ボナム=カーターなどに実際に会い故人について学んだという。「ロージーは、メリーのセーターを(映画で着用するために)貸してくれて感動したわ。彼らの大切な友人を演じることに酷い恐怖を感じたわ。だから申し訳ない気持ちになる時もあった。でも、私達は猛烈に誠実に映画を作ったから、今はそう思わない」「皆、マシュー(ハイネマン監督)と私が、彼らの友人の話をハリウッド化するのではなく真実に忠実に描写しているるんだと徐々に信じてくれるようになったの」
(BANG Media International)