デヴィッド・ハーバー、リブート版ではヘルボーイが殺し屋!?
デヴィッド・ハーバーによると、2019年公開予定のニール・マーシャルがメガホンを取るリブート版でヘルボーイは殺し屋になるそうだ。ギレルモ・デル・トロ版でジョン・ハートが演じたブルーム教授を引き継いだイアン・マクシェーンとヘルボーイが掴み合っている新しい写真が公開された新作について、ロン・パールマンからタイトルロール役のバトンを受け取ったデヴィッドがエンパイア誌に語っている。
「たとえ相手が巨人や怪物だとしても、実際に殺害する描写があるんだ」「頭を切断したり、血を浴びたりするんだけど、心を痛めるような複雑な気持ちになったりもする」「ヘルボーイが殺し屋という事実を受け入れるのに時間がかかるよ。彼は兵器なんだ」
ヘルボーイが人類を滅ぼそうとする悪の魔女と戦う同作では、ミラ・ジョヴォヴィッチがブラッド・クイーンを演じる。
さらに当初は『ヘルボーイ:ライズ・オブ・ザ・ブラッド・クイーン』とタイトルが付けられていたものの、公開時にはシンプルに『ヘルボーイ』になることが報じられている。また、PG-13指定だったギレルモ・デル・トロ監督のオリジナル版とは異なり、この映画は『デッドプール』や『LOGAN/ローガン』のようなヒット作と同様に、R指定になるようだ。
一方で『ヘルボーイ』の原作者マイク・ミニョーラは以前、脚本に参加するリブート版がコミック本に忠実になるとしていた。
「面白いよ。今回の僕の携わり方は、デル・トロ版とは大きく異なっているからね」「その違いというのは、デル・トロとは第1作を作る6年前に知り合ったということ。一方でニールとは、彼が新作に携わる2カ月前に会ったんだ」「全然違ったわけだけど、『新しい「ヘルボーイ」の映画を作るんだ。僕たちがこの物語をね』って言われて、それ以来携わるようになったんだ」「そして試行錯誤しながら、この『ヘルボーイ』の物語をどう映画化するか彼らと共に取り組んでいる。何度も(脚本に)口出ししているから、デル・トロ版の時よりも深く携わっているよ」「でも今のところ、デザインに関しては何もやっていないんだ。ギレルモはコンセプトアーティストを僕にやって欲しかったようだけど、この映画では別に担当がいたからね」「いくつか見せてもらったけど、彼らはダンカン(フィグレド)や僕が手掛けたコミック本から学んでいるようで、原作に近づけようとしているよ」(BANG Media International)