クリストファー・ベイリー、大英帝国勲章第3位を受勲
クリストファー・ベイリー(47)がバーバリー時代の仕事を認められ大英帝国勲章三等勲爵士(CBE)を受勲する。イギリスにおけるファッション分野での活躍により、ベイリーにはコマンダーの称号が与えられることとなった。
ベイリーは2001年からバーバリーのクリエイティブ・チーフ・オフィサー(CCO)に就任、以来昨年の退任まで17年間同ブランドを牽引してきた。また、2009年には大英帝国五等勲爵士(MBE)も受勲している。
また、同ブランドのCCOにはベイリー退任後、元ジバンシィのリカルド・ティッシが就任、昨年始めには過去にティッシとジバンシィのコレクションで働いた経験もあるバーバリーのマルコ・ゴベッティCEOがこう話していた。「リカルドは現在最も才能のあるデザイナーの1人です。彼のデザインは現代的なエレガンスさを包括し、今日高級志向の顧客の要望として顕著なハイファッションとストリートウェアを融合する卓越した技術を持ち合わせています。リカルドの創造に関するヴィジョンは、バーバリーが持つ大望を促進させ、高級ブランド界での地位をさらに確立させることになるでしょう」
一方のベイリーは昨年2月にバーバリーでの最後のコレクションを発表、これからの同ブランドについて「バーバリーが将来どうなっていくのかを考えるととても興奮します。私は途方もないほどの喜びを自分に与えてくれたポジションを受け渡すことを強く誇りに思っています」と話していた。同ショーは、LGBTQを支持する団体に捧げられ、多様性を掲げた鮮やかな色使いが特長的だったが、ショー後、ベイリーは「今回のショーは前向きな考えを指し示していたね」と語っている。
(BANG Media International)