デヴィッド・ボウイのレア音源がアナログリリース
デヴィッド・ボウイの名曲『スペイス・オディティ』の最初期デモ・バージョンが、アナログレコード盤でリリースされる。同名アルバムにも収録され、今年発売50周年を迎える同曲だが、今回ボウイのレア音源を集めたボックスセット「スパイング・スルー・ア・キーホール」の目玉として注目されている。
リリース元のパーロフォン・レコードによると、7インチレコードから成る同ボックスセットはデモ曲9曲で構成され、その内2曲が同曲の最初期バージョンだそうで、「歌詞やアレンジの違いを推測するにおそらく、ボウイの最も有名な楽曲の1つである『スぺイス・オディティ』の最も初期に録音されたデモである可能性が高いです」と説明している。ちなみに同曲のもう1つのデモは当初デュオとして想定されていた面影を残すジョン・ハッチンソンとのコラボバージョンで歌詞にも違いがみられるという。
他にも『エンジェル・エンジェル・グラビー・フェイス』のデモバージョンが2つ、『ロンドン・バイ・タ・タ』のまるで歌詞の違うバージョン、そして『マザー・グレイ』『グッドバイ・3d(スリーペニー)・ジョー』『ラヴ・ラグ・アンド・ボーン・マンオール・アラウンド』『イン・ザ・ハート・オブ・ザ・モーニング』のデモバージョンが収録されており、全9曲の大半はボウイのソロボーカルの宅録によるアコースティックバージョンだそうだ。
同ボックスセットは今春発売予定となっている。
(BANG Media International)