『女王陛下のお気に入り』、英国アカデミー賞で最多ノミネート

 『女王陛下のお気に入り』が英国アカデミー賞の12部門にノミネートされた。来月15日に日本での公開を控える同作は、『ブラック・クランズマン』『グリーンブック』『ROMA/ローマ』『アリー/ スター誕生』と共に作品賞の候補に選出されたのをはじめ、ヨルゴス・ランティモスの監督賞、『ビースト』『ボヘミアン・ラプソディ』『マックイーン』『スタン&オリー』『ビューティフル・デイ』らとノミネートされた英国作品賞や脚本賞、撮影賞、編集賞、プロダクションデザイン賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞などタイトルレースを席巻している。

 また先日、ゴールデン・グローブ賞でコメディ/ミュージカル部門の女優賞を受賞したばかりのオリヴィア・コールマンが主演女優賞に、共演者のレイチェル・ワイズとエマ・ストーンがそれぞれ助演女優賞にノミネートを果たしている。

 主演女優賞の候補者にはオリヴィアのほか、ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門で女優賞を手にした『天才作家の妻 40年目の真実』のグレン・クローズ、『アリー/ スター誕生』のレディー・ガガ、『キャン・ユー・エヴァー・フォーギヴ・ミー?』のメリッサ・マッカーシー、『妻たちの落とし前』のヴィオラ・デイヴィスと錚々たる面々が名を連ねている。

 一方の助演女優賞では、エマとレイチェルをはじめ、『ファースト・マン』のクレア・フォイ、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のマーゴット・ロビー、『バイス』のエイミー・アダムスといったスターが候補者に挙がった。

 さらに、ゴールデン・グローブ賞のウィナーである『バイス』のクリスチャン・ベールと『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが正面衝突する主演男優賞では、『スタン&オリー』のスティーヴ・クーガンや『アリー/ スター誕生』で監督賞の候補でもあるブラッドリー・クーパー、『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンらが名を連ねている。

 そして『ブラック・クランズマン』のアダム・ドライバー、『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ、『キャン・ユー・エヴァー・フォーギヴ・ミー?』のリチャード・E・グラント、『バイス』のサム・ロックウェル、『ビューティフル・ボーイ』のティモシー・シャラメなどが助演男優賞にノミネートされた。

 来月10月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催される授賞式では、ジョアンナ・ラムレイが司会を務める予定だ。

(BANG Media International)

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