リアーナ、実の父親を訴える
リアーナが自身の名前を許可なく使用されたとして実の父親を訴えている。リアーナことロビン・フェンティは父親ロナルド・フェンティとその会社フェンティ・エンターテインメントに対し、自身もコスメ商品のブランド名として使用しているフェンティを使ってリアーナの事務所を装い人々を勧誘しているとして法的措置を求めたかたちだ。
ザ・ブラストが入手した裁判文書によると、リアーナは、その事務所を立ち上げたロナルドともう一人の男性モーゼス・パーキンスがあたかも自分の所属する事務所であるかのように偽っていると非難しているそうで、「フェンティ氏はリアーナの父親でありますが、本人に代わって何かをする権利などありませんし、今後も決してです」と記されている。
ロナルドはその事務所を通して、リアーナの150万ドル(約1億6000万円)にも及ぶラテンアメリカツアーや40万ドル(約4400万円)のロサンゼルスとラスベガスでのコンサートを計画したそうだが、リアーナは無関係を主張している。他にもロナルドはリアーナのレーベル、ロック・ネイションにビジネスの話を持ち掛け、レーベル側の誰もが自分の父がしている事に気づきもしなかったと不満を述べている。
初めリアーナは一連の行動を止めるよう父親に手紙を送ったそうだが、止む気配がなかったことで、損害賠償も含め父とそのビジネスパートナーを訴えることにしたそうだ。
今回の件に限らずロナルドは以前にもフェンティの名前使用を画策しており、2018年にはブティックホテルの名前に使おうとしたものの、米国特許商標庁に却下されていた。
(BANG Media International)