トラヴィス・スコット、スーパーボウル出演承諾前にコリン・キャパニックと話していた

 トラヴィス・スコットは、スーパーボウルのハーフタイム・ショーへの出演を承諾する前に、アメフト選手のコリン・キャパニックに電話したという。来月開催されるNFLの大イベント、スーパーボウルにマルーン5と並び出演が決まったトラヴィスだが、このことに対し、人種差別撲滅を訴え国歌斉唱の際に起立せず膝まずいたことでNFLから敬遠され現在もフリーエージェントに留まる元サンフランシスコ・フォーティナイナーズのキャパニック選手への同団体の対応に反対し出演拒否すべきだという意見もある。

 しかしながら、関係者がヴァラエティ誌に話したところによると、トラヴィスは出演を決める前に「最低でも1回」はキャパニック選手と電話で話し、同意とはいかないまでも「相互の敬意と理解」をもって会話を終えたそうだ。

 またトラヴィスは、社会的正義を求め各方面のプロジェクトを支援する非営利団体ドリーム・コープスへの50万ドル(約5400万円)の寄付にNFLが同意するまで出演に承諾しなかったという。

 トラヴィスは今回の出演に関しこう話している。「僕は、信念に基づいて行動を起こす人を応援するよ」「アーティストの自分はインスピレーションを与える力があると思う。だからスーパーボウルのハーフタイムのステージ出演に同意する前に、NFLとパートナーとなりこの重要な寄付が実現するようにした。ドリーム・コープスを支援することを大変誇りに思う。彼らの事業がインスピレーションを与え、変化をもたらすことを願っている」

 ビッグ・ボーイの出演も予定されている同イベントは、来月3日にジョージア州アトランタのメルセデスベンツ・スタジアムで開催予定だ。(BANG Media International)

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