エド・シーランがアコースティックギターのコレクションを発売する。エドは２４日（木）にカリフォルニアで開かれたナショナル・アソシエーション・オブ・ミュージック・マーチャントの場で、北アイルランドのダウンパトリックにあるローデン・ギターズ社とコラボした高品質ながらも安価なギターを発売することを発表し、これによりギターを習いたい若者が増えることにつながればとの思いを語った。

　声明の中でエドはこう話している。「最近ではギターを使うバンドやアーティストはどんどん減ってきていますし、ギターをやろうとする子供たちもあまりいません」「それを僕はこのことで変えたいのです。アイルランドで作られたこの素晴らしい品質のギターを子供たちの手に届けることで、学ぶことや上達する手助けができることを願っています」「ローデンのようなギター会社と共に全く新たなコンセプトに取り組むことができたことは、とても楽しい経験でした」

　ローデン社の人気ギターの１つであるウィー・ローデンは、スノウ・パトロールのギャリー・ライトボディの依頼によりエドへのプレゼントとして同社の創設者であるジョージ・ローデンによって２０１３年に作られたものであり、それをきっかけにローデン社とエドの関係がスタートしたという。ローデン氏は「ここ数年に渡ってエドがステージやスタジオにてローデンのギターを演奏してくれていることを光栄に思っています」「そしてシーラン・バイ・ローデンの誕生を通じてさらに今後も続く密接な関係を築けたことに感激しています」と語っている。

　同イベントでサプライズのパフォーマンスも見せたエドは、憧れのアーティストであるダミアン・ライスが使用しているのを見て以来、ローデンのハンドメイドのギターのファンだったそうだ。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）