ヴィン・ディーゼル、女性版『ワイルド・スピード』を製作へ
ヴィン・ディーゼルが「ワイルド・スピード」シリーズの女性版スピンオフ作に向けて、3人の脚本家と製作を進めているようだ。ヴィンと製作パートナーのサマンサ・ヴィンセントは、現在その新作に向けた企画の真っただ中にいるようで、ヴィンは『キャプテン・マーベル』も公開が迫るニコール・パールマンとジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、そしてリンジー・ビアーという3人の人気脚本家とストーリー作りに取り組んでいることをインスタグラムで明かした。
ヴィンセントとの写真にヴィンは「ご存知の通り、俺たちにはユニバーサルと約束してる3本のスピンオフ作がある。今週は2017年に俺が始めた女性主役の『ワイルド・スピード』に向けてプレゼンをしてもらった。このサマンサの顔から見てもらえる通り、それはものすごく興奮するようなものだった。ニコール・パールマン、リンジー・ビアー、ジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、『ワイルド・スピード』のファミリーに感激するよ」とキャプションを付けた。
しかし現段階では、この3人の脚本家が共同で執筆することになるのか、そのうちの1人だけが担当することになるのかについては分かっていない。
同シリーズでレティ・オルティス役を演じるミシェル・ロドリゲスは以前、シリーズが90年代で止まっていると指摘していた。「レティは強い女性よ」「社会経済的背景で育った子だから、ちょっと荒っぽいと言えるかしらね。私も幼い頃、レティのような女の子の知り合いがいた。(ヴィン演じる)ドミニク・トレットのような男性に惹かれて忠実になるの。それがシカゴやニューヨーク、ロサンゼルスの危険な場所で生き残る唯一の方法だから」「人が貧しいと多くの犯罪が起きるもの。多くの犯罪が起きる場所では自分の身を守る必要がある」「それで肉体的なぶつかり合いになったりする。だから私たちはこのシリーズが長年90年代で止まっているような気になるの。男の強さの誇示とかがあるからね。でもそれこそが現代のゲットーなのよ。その雰囲気からいつか抜け出せることを願ってるわ」
(BANG Media International)