アンソニー・ダニエルズ、C-3PO役最後の撮影を終了
アンソニー・ダニエルズ(72)がC-3PO役として「スター・ウォーズ」シリーズ最後の撮影を終了した。同シリーズでおなじみのドロイド役を演じてきたアンソニーだが、ついにその金のスーツにお別れを告げる時が来たという。
アンソニーは『スター・ウォーズ エピソード9』のシーン撮影終了後、監督のJ・J・エイブラムス、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディに対してツイッターで28日(月)、感謝の言葉を述べている。「今日は『エピソード9』での3POの最後の日だった。彼は悲しんでる。僕も同じ気持ちだ。でも僕らはJ・Jとキャスリーン率いるとても素敵で才能あるキャストやクルーの皆と一緒に働くことが出来たことを、すごく誇りに思っている。別れは寂しいけど、特別な作品を一緒に作れたこと、そしてそれを待っている世界にお届けできることが嬉しいよ」
アンソニーは1977年のシリーズ第1弾『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でデビューして以来、シリーズの実写版全作品に出演してきた唯一の俳優となっており、ケニー・ベイカー演じるドロイドのR2-D2とのコンビで人気を博してきた。しかし昨年公開された『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の中ではC-3PO役ではなく、詐欺師のタック役でカメオ出演している。
そんなアンソニーは以前、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でエイブラムス監督から出演を依頼された際にはすぐに承諾したものの、新しいスーツをお願いしたというエピソードを明かしていた。「いろんな場所が動きづらいんだよ。着心地が悪いと不快になるだろ。J・Jからまたあの衣装を着てくれと頼まれた時は、いいけど新しいの作ってくれる?って言ったんだ。40年も経っているから変更するべきだと思うよ。臭くなってきていたしね、それで3Dプリントしてもらったんだ」
スカイウォーカー家をメインとしたストーリーの最終作となる『スター・ウォーズ エピソード9』は今年12月に公開予定だ。
(BANG Media International)