ジェイ・Z 21サヴェージの拘留に抗議
ジェイ・Zが米移民局による21サヴェージの拘留に反旗の声を上げている。ジェイの友人でもある21サヴェージは、先日同局ICEにより逮捕、そこの広報が 「アメリカでの違法滞在者で重罪犯人」の21サヴェージことイギリス国籍のシャヤビン・アブラハム・ジョセフ氏を「法的機関との標的作戦により逮捕した」と発表していた。
しかし、ジェイ自身は同件に関して茶番だとして、「21サヴェージの逮捕と拘留は全く持っての茶番だ。彼のUビザは4年も放置されている」「それに21サヴェージは成功したアーティストであって、一刻も早く彼の子供たちと再会させるべきだ」と声明を通し抗議したかたちだ。
そして現在弁護士のアレックス・スパイロ氏がE!ニュースに対し、ジェイが経営するロックネイションとジェイ本人から雇われ、同件の弁護を依頼されたことを明かしている。「彼が裁判官の前で解放もしくは保釈されるまで、私たちは決して止まりません。彼はビザの申込書を4年間宙ぶらりんにされたことでオーバーステイとなっただけです。拘留され有罪判決を受ける犯罪者ではなく、ただ素晴らしい人間、父親そしてエンターテイナーであり、大麻所持の履歴はありますが、それも過去に清算しています」
そして、21サヴェージの弁護士らも彼がロンドン生まれで、7歳の時にアメリカに渡ったこと、その後、H-4ビザでアメリカに2005年まで滞在、同年7月にイギリスへ1か月ほど帰国、以降また戻っていたことを確認したとして、こう声明に綴っている。「アブラハム・ジョセフ氏はほぼ20年に渡り、短期の海外渡航以外継続的にアメリカに滞在していました。不運にも2006年にアブラハム・ジョセフ氏の滞在期限は切れてしまいましたが、彼による落ち度はありません」「アブラハム・ジョセフ氏は200万人ほどの、在留資格なしに放り出された移民の子供たちと同じです。彼ら夢見る人々は様々な背景、あらゆる人種に富んでいます」「アブラハム・ジョセフ氏に犯罪や連邦法を違反した履歴はなく、移民訴訟における罪の免除を求める資格があります。ICEは彼の有罪判決にあたって間違った情報を発表していました」(BANG Media International)