ライアン・アダムス（４４）にＦＢＩの調査が入ったという。つい先日、元妻のマンディ・ムーアや元婚約者のメーガン・バターワースを含めた７人の女性らがライアンから支配され、心理的虐待をされたとニューヨーク・タイムズ紙を通して明かし、その中には性的なメッセージを彼から受け取っていたというエヴァという名の未成年の女性も含まれていた。

　そして現在、エヴァの件を受け子供への犯罪を取り締まるＦＢＩの部署が調査に乗り出し、この女性へ事情聴取をする構えだそうだ。エヴァと過去９か月間にわたり交換した３０００通に及ぶ携帯メール他、その女性が保持しているその他の証拠についても調べが入り、それらが証拠十分となると、更には２人の通話記録なども捜査されるという。

　その女性の弁護士は、家族の意向でノーコメントを貫いているものの、当の本人である女性はライアンと２０１５年にオンラインで知り合い、スカイプのビデオチャットを通して嫌がらせを受けたとしている。

　音楽についての話題で繋がっていた２人だが、ライアンからのメッセージ内容がすぐに露骨に性的なものに変わったそうで、あるメッセージでライアンは「僕たちがこんなことを話してるって誰かにばれたら、自分の立場がやばくなる」と話していたという。

　一方、ライアンの弁護士、アンドリュー・Ｂ・ブレットラー氏は「（ライアン）アダムス氏は未成年とのオンラインでの不適切な性的関係についてきっぱりと否定しています」「もし、本当にこの女性が未成年だとしたら、アダムス氏は気づいていなかったということです」と主張している。

　またライアン本人は最初の報道後、ツイッターに、「この記事の描写は不快なほど不正確だ。誤って伝えられている点や誇張された点、あからさまに異なる点が含まれている。未成年だと思う相手に、不適切な話など絶対にしない」として、意図せずに傷ついた人がいるなら謝罪するとコメントしていた。

　一方、当の音楽業では今年リリース予定のライアンのアルバム３枚からの一枚目『ビッグ・カラーズ』発売が中止となっている。ヴァラエティ誌によると、現在払い戻しを受付中で、同作はお蔵入りとなることが決まったようだ。ライアンのレーベル、パックス・アムの公式サイトからも同作の予約についての詳細が削除されている。〓

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）