ジャネット・ジャクソンのラスベガス定期公演が間もなく始まる。３月１７日から同市のホテル、パークＭＧＭ併設のパークシアターにてショー「メタモルフォシス」が開催決定となった。

　今回突然発表された声明文にはこう記されている。「『メタモルフォシス』はジャネット・ジャクソンのプライベートな人生を紐解きます。自己肯定感がままならなかった若き少女が世界のアイコンとなるまでの変容です。今回の真新しき示唆に富んだショーの要はジャネット自身であります。しびれるビジュアルに、強力なダンスナンバー、チャートを賑わしたヒット曲からファン垂涎のレア曲まであなたの感覚を鷲掴みにします」

　今回のショーを通して自己愛、エンパワーメント、母親、アクティビズム、そしてジャネットがプライベートで直面した困難といったものをファンは目の当たりにすることになるようだ。同公演のチケットはジャネットのファンクラブ会員限定で２７日（水）から前売りが開始されている。

　更に、今年はジャネットの歴史的名盤『リズム・ネイション』の３０周年を祝う年ともなっている。同作で、その名声を不動なものとし、現在までに６度のグラミー賞受賞、１億６０００万枚のアルバム売上を誇るジャネットだが、６月にはグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーが控えている。ちなみに、同フェスティバルの前日が兄マイケル・ジャクソンの命日となっており、マイケルの曲をステージ披露との噂も立ち上っているところだ。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）