マイケル・キートン、俳優の道一本へ
マイケル・キートン(67)は、俳優業に集中するためスタンダップコメディから退く決意をしたという。マイケルは、ニューヨークでコメディアンとしてデビューし、ネタを作ってステージに立つことを楽しんでいたものの、最終的に俳優への道を選んだそうだ。
マイケルは、出演した『エレンの部屋』の中でこう話している。「すごく俳優になりたかったんだ。でもコメディも愛していたよ。その頃から脚本も書き始めていた」「ニューヨークでスタンダップから始めたんだ。でも俳優の仕事が増えてきて『何かを真に極めたい』って考えるようになった。だからスタンダップではなく、俳優に力を注ぐことにしたんだ」
1988年公開のホラーコメディ作品「ビートルジュース」をはじめ、「バットマン」「バットマン・リターンズ」などティム・バートン監督作品などに出演しているマイケルは、今月29日に日本公開予定の同監督による実写版「ダンボ」で起業家V.A.ヴァンデヴァー役を演じており、「個人的に電話をもらったら、(ダニー・デヴィートも)同じだろうけど、『はい、行きます』って即答するよ。行ってみて、がっかりしたことはないからね」「いつか、恐ろしくひどい映画を作る日が来るかもしれない。でも映画作りは楽しいからね」とバートンとの再タッグについて続けている。
バートンはその一方、マイケルとの20年以上に渡る強い絆が成功のカギであるとし「彼とは長い間会っていなかったのに、あたかも昨日会ったかのようなんです。とても奇妙な感覚です」と語った。
(BANG Media International)