ピアース・ブロスナン、事故死した英バンドを追悼
ピアース・ブロスナン(65)が、先週交通事故により帰らぬ人となったデュオバンド、ハーズに弔いの言葉を寄せた。英リバプール出身の同バンドのスティーブン・フィッツパトリック(24)とオーダン・ラーディング(25)は、マネージャーのトレバー・エンゲルブレクストンと共に、アリゾナ州フェニックスからカリフォルニア州サンタアナの公演に向かう途中の3月27日未明、交通事故に見舞われ事故死したと発表されていた。
同バンドはピアースの映画の大ファンだったそうで、ステージではピアースのパネルを横に演奏したり、ライブセットで使用するドラムマシーンをピアースと呼んでいたそうだ。インスタグラムを通してピアースは、こう話す。「ハーズのスティーブン・フィッツパトリックとオーダン・ラーディング、そしてマネージャーのトレバー・エンゲルブレクストンらのご家族へ心からお悔やみを申し上げます」「私の息子パリスが彼らの悲劇的な死を私に伝えてきた。息子は彼らの音楽を本当に愛し、LAに来た時に実際に会えることを楽しみにしていた」「息子から、彼らが私のファンを面白いやり方で公言していると聞いた。ビデオの中で、彼らはマリブに行った際は私とつるむのを楽しみにしていると言っていた」「彼ら、そしてその音楽について今まで私は全く知らなかったが、これからずっと私の心に彼らの音楽は残り続けるだろう。テキサス州オースティンのレディーバード湖でのビデオを是非見てみてくれ」
学生時代の友人であるハーズは昨年8月『インビテーション・トゥ・ハーズ』でデビューし、最近は北米19公演のツアーを行っていた。
先日所属レーベルだったハイスト・オア・ヒットは今回の悲劇をこう伝えていた。「私たちはひどく心を痛めています。彼らのエネルギー、そしてその才能は弊社の代名詞ともなっていました」「人間性においても、2人はとても温かく優しい心と面白さを持ち合わせていました。オフィスに2人が立ち寄った際には、元気づけられたものです」(BANG Media International)