ブライアン・メイ、地球温暖化対策を呼び掛けるコンサートを熱望
ブライアン・メイは、地球温暖化対策を呼び掛けるコンサートが再び行われることを熱望している。クイーンの伝説的ギタリストであり、天体物理学者や環境保護主義者という側面を持つブライアンは、マドンナ、フー・ファイターズ、メタリカ、ブラック・アイド・ピーズ、シャキーラなど150以上のアーティストが参加して2007年に11会場で開催された「ライブ・アース」コンサートの再度開催を呼び掛けているという。
ブライアンは、英デイリー・ミラー紙に、「恐らく若い世代の思い切った行動が必要だろうね」「僕たちは、出来る限りの支援をするけど、まずそれが必要だろうね」と話しているものの、「世界の色々な問題の解決を目的としたコンサートが、ライブエイド以来沢山行われてきた。だからそれほど簡単ではないのは分かっているよ」と続けている。
英政府が推し進めたアナグマの間引きに反対し、代替手段について話し合う為マイケル・ゴーヴ環境大臣と会見したこともある動物愛護家のブライアンは、以前こう語っている。「アナグマ処分を止めさせるため、僕たちは政府と闘っているよ」「政府は今年中に1万匹を処分する計画だ。そんなことをしても農家の人の助けにはならない。酷い悲劇さ。アナグマを殺せば、結核の問題が解決するという考えに政府がしがみついているなんて信じられないよ」「アナグマは、煙幕にしか過ぎないんだ。政府は、キツネ狩りを復帰させる可能性があると僕たちは常に心に留めているよ。(当時の首相)デイヴィッド・キャメロンは、動物は金儲けの邪魔になるものと考えているようだ。いつも通り僕の賛同者は少ないかもしれない。でもこの国は、まだまだなんだ」(BANG Media International)