ウィル・スミス「アラジン」主役をバックダンサーと勘違い!?

 ウィル・スミスは「アラジン」の主役を演じるメナ・マスードをバックダンサーと勘違いしたそうだ。ディズニーの名作実写版でジーニー役を演じているウィルは、アラジン役であるメナに最初気づかなかったというエピソードを明かしている。

 「エンターテイメント・トゥナイト」のインタビューでメナとの初対面について尋ねられたウィルは「セットで200人くらいのダンサーに囲まれた中、監督(ガイ・リッチー)と話してたんだ。そしたら突然若者が現れたんで『監督とジーニーの会話に入ってくるなんてずいぶん肝の座ったダンサーだな』って思った。しかも彼はそこに立ってるだけで何も言わなかったんだよ。微笑んで立ち去って行ったんだ」と当時を振り返った。

 しかしそのぎこちなさに気づいたメナは、その後ちゃんと自己紹介をしに来たのだそうだが、ウィルは危うく警備を呼ぶところだったと冗談を飛ばした。

 一方でウィルは、1992年公開のアニメ版でジーニーの声を担当した故ロビン・ウィリアムズに見合うような演技が出来るかプレッシャーを感じていたことを先日明かしていた。「ジーニーは好きなように行動する。ある種の無茶苦茶さがジーニーにはある。それこそロビン・ウィリアムズが作り出した面白さだった。だからその意味を見出そうとして、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』みたいな雰囲気を少し取り入れた。懐かしさもあると同時に、少し新しい面もあるものを作り出したかった。プレッシャーを感じる難しいものだったね。ロビン・ウィリアムズはジーニーの改善点をほぼ残さなかった。ロビン・ウィリアムズはこのジーニーで見事な面白さを表現したから、僕はそこに自分らしさを含めようと必死に努力してきたよ」。(BANG Media International)

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