アリアナ・グランデ、爆破テロ事件から2年を迎えたマンチェスターに敬意

 アリアナ・グランデが、自身のコンサート会場で起こった爆破テロ事件の犠牲者へ追悼の意を表している。2年前の5月22日に発生した同事件は22名の命が犠牲になり、多数の負傷者を出していた。そして今年同日、アリアナはインスタグラムに同市の不屈のシンボル、蜂の絵文字を投稿し敬意を示したかたちだ。

 一方、今年始めアリアナは8月に開催予定のLGBTQイベント、マンチェスター・プライドへのヘッドライナー決定のニュースを受けて「同コミュニティを金儲けに利用している」との巷からの批判にツイッターを通しこう返していた。「私にとってLGBTQは特別なものだし、自分の全キャリアを通してサポートをしてくれた。LGBTQのファン、友人、家族との関係が自分をとても幸せにしてくれている」「自分のアイデンティティや人々が私にはるレッテルに関係なく、このコミュニティを祝福しサポートしたいと思っている。あと、自分にとって本当に意味のある都市を訪れたいの。LGBTQの表現は本当に重要なものだし、そのアーティストたちとステージを共有することはいつだって誇りだわ!」「このイベントのアーティストとして私が相応しくないとあなたが本気で思っているなら、私はその意見を尊重する。けど私はこのオファーを興奮とそして感謝を以て受けさせてもらった。このコミュニティのヒーロー、もしくはLGBTQの権利を叫ぶ運動の顔になりたいわけじゃない。私は自分のLGBTQのファンたちに自分は特別だって感じてもらいたいだけ。祝福されてる、サポートされてるってね。それが全てよ」

 ちなみに現在、同イベントへのアリアナ出演は決定しており、マンチェスターでのステージはテロ事件の2週間後に開催したチャリティコンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」以来となる。

(BANG Media International)

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