クリス・ブラウン、フランス司法を愚弄?
クリス・ブラウンが、フランスの司法制度を愚弄したと非難を浴びている。今年1月にボディガード2人と共に女性をレイプした疑いで逮捕されたものの、その後保釈されたクリスは28日(火)、被害者らとの話し合いの場に姿を見せなかったことで批判を受けている。
被害者女性と共に話し合いのためにパリ市警を訪れたアメリカ人弁護士グロリア・オールレッド氏はこう語っている。「(クリスは)フランスの司法制度を馬鹿にし、無礼な態度を取りました」「今日の彼が出席しなかったことは、私のクライアントに対して非常に不公平でありますが、クライアントは彼に正義が下されることを求め続けます」
また、オールレッド氏は、クリスが捜査中もフランスを出国する許可を受けていたことを引き合いにして、「話し合いの場に出席するという約束を順守することを期待して、フランスの出国許可を与えた司法当局の信頼を裏切る」と続けている。
一方で同じく被害者のフランス人弁護士ジャン=マルク・デスクーベ氏は、クリスには話し合いの場に出席しなければいけないという法的義務はなく、他の2人の被告もいなかったと指摘しており、次回改めて話し合いの場がもたれるものとみている。しかし、デスクーベ氏はこうも付け加えている。「もし次回も彼が出席しなかった場合、このままでいるわけにもいかないので、解決のために(予備判事に)予備調査をすることを要請しなければなりません」「さもなければ、クライアントが要請した話し合いは、今回の性的暴行事件の足掛かりになりますから、彼が出席する保証するよう高圧的な手段を取るよう検察官に要求することになります」
被害者を名乗る女性は今年1月15日にクリスが泊まっていた5つ星ホテル、マンダリン・オリエンタルのスイートルームで暴行されたと主張していた。仏クローサー誌が入手した、警察に提出された文書によるとその女性は、恋人のアミカ・ハリスとフランス旅行をしていたクリスに、シャンゼリゼ通り近くのクラブ、ル・クリスタルで出会い、自分と自分の友達がクリスと2人の男性からホテルへと招待されたという。その後、女性は自分の友達と無理やり離され、クリスと2人きりになったところで、彼が犯行に及んだとしている。
(BANG Media International)
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