ボーイ・ジョージの伝記映画が製作へ
ボーイ・ジョージの伝記映画が製作される。『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』や『エルヴェとの晩餐 ある映画スターの数奇な人生』のサーシャ・ガヴァシが、カルチャー・クラブのヴォーカリストで知られるジョージの半生を描く同作で、監督と脚本を兼務するほか、ケヴィン・キング・テンプルトンやポール ・ ケムズリーが製作を、ジョージとジェシカ・デ・ロスチャイルドが製作総指揮をそれぞれ務める。
ザ・ラップによると、アイルランド系の労働者階級の家庭で育った幼少期から1980年代のカルチャー・クラブ時代を描くという。
今のところ、公開日やキャスティングなどプロジェクトの詳細は明らかになっていない。
一方でジョージは以前、有名になった80年代に、普通の生活を送ろうと悩んでいたと明かしていた。
「初めの頃は何もかも楽しかった。どこへ行くにもリムジンやトラックだったからね。でもプライベートで外出しようとしたら、無理だった。ボーイ・ジョージという知名度を満喫している一方で、普通の生活をどう送るのか理解するのに何年もかかったよ。今はバランスが取れていると思う。誰かが来てセルフィーを撮ろうとしても、失礼や不親切、不機嫌な態度を取ったりはしないよ。変な顔でポーズするだけさ。どんな顔をするか迷ったら唇を尖らせるんだ」
そういった苦難を経験したにもかかわらず、ジョージは常に前向きだそうで、「いつもポジティブだよ。そうでなかったら、ここにいなかっただろうね。本当の自分は変わらないと思うけど、人生では色々なものが邪魔をする。特に、有名になるとね。みんなに特別扱いされるから、自分について歪んだ考えを持つようになるんだ」と続けた。
(BANG Media International)
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