メーガン妃、ウェディングドレスは変化を象徴するものを希望
メーガン妃は、王室の一員として新たな装い方を模索していたという。昨年5月ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂でヘンリー王子と結婚したメーガン妃のウェディングドレスを手掛けたジバンシィのデザイナー、クレア・ワイト・ケラーが、メーガン妃と共にドレスをデザインした思い出を明かした。
ボートネックのドレスに、コモンウェルス全53か国を象徴するフローラルディテールが施された5メートルのシルクベールといったスタイルをデザインしたワイト・ケラーは、英グラツィア誌のインタビューで当時をこう振り返っている。「挙式、そして彼女が王室に入る意味、今後の役割、何を象徴し、どんな感情を表現したいかなどを話し合いました。また王室の一員としての新たな装い方の模索、そしてその重みについてなどもです」
デザインは、メーガン妃と密に話し合いながら進めていったそうで「彼女は、とても楽しみにしていましたよ。純粋なものですから、微細なこと全てが大切です。ボートネックは鎖骨のどこまで開けるか、また前の裾に関しては2センチ短くして、つま先を見せ、彼女が浮かんだ印象を与えるようにしました」と続ける。
またドレスに関しては完全に沈黙を守らなければならなかったという。「医者と一緒です。患者のことを他者に話すことは禁じられていますよね。私もそうしなければなりませんでした」「あの時点まで、私達だけで親密にやってきましたから、そのスケールの大きさを単に自覚していなかったんですね。でも当日になって、多くの人々が手を振っている道を車で通り、これが莫大なことに気づいて圧倒されたんです」
結婚式は世界各地に中継され19億人が見守る中執り行われた。
ワイト・ケラーは、この経験により、二人の間に強い絆が生まれたと話す。「私達の間にはある意味、壊すことのできない絆があると言えます。このような体験を一緒にすることは稀ですから、関係が深くなるのでしょうね」
(BANG Media International)