シルベスター・スタローン、過去の駄作で娘たちにからかわれる!?

 シルベスター・スタローン(72)は、自身が出演した過去の不振作品のことで娘たちにからかわれているという。『ロッキー』や『ランボー』などの大成功の影には、数々の不振作品があったようで、妻ジェニファー・フラヴィンとの間の3人の娘たちソフィア(22)、システィーン(20)、スカーレット(17)は、父親にそのことを忘れさせてくれないのだそうだ。

 スタローンは、こう話す。「僕の娘たちはね『どうしてこんな駄作に出たの?』って言ってくるんだよ。で、僕は『どうやって学費を稼いだと思ってるんだ?黙れ』って言い返す。でも、それらの作品に関しては後悔しているよ。消えることはないからね。痛いよ」

 しかし数々の失敗作への出演は、当時のハリウッドの風習によるところが多いそうで「俳優としては何も考えていなかった。80年代は『空きを埋める』っていって、2年前から映画のスケジュールを入れていた。良い作品をやるかはエージェント次第で、気が付いたら8年先までくだらない作品ばかり予定が入っていたりした。正しい作品を選び監督達と話し合って構想するっていうやり方の反対だ」「80年代や90年代には、多くの駄作が作られたことに気づくはずだよ。エージェンシーの時代だったからね。それがあの当時のやり方だった。スターがボスで、組み合わせなんて誰も考えてなかった。今はもうそんなことはやらない。今はストーリーが大切で、ストーリーが良ければうまく行くんだ」と説明する。

 しかしスタローンは、そういった失敗作品群も学びの場だったと思っているそうで「失敗するとそこで何かを学ぶ。成功すると、それ以上学ぶことはないと思ってしまうから、馬鹿になることだってある」と続けている。(BANG Media International)

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