ジョージ・クルーニー、スクリーン上で年を実感
ジョージ・クルーニー(58)がスクリーンに映る自分を見て年を実感しているようだ。1994年から1999年にかけて放送された医療ドラマ『ER緊急救命室』のダグラス・ロス役で、一躍スーパースターとなったジョージだが、新作となるジョセフ・ヘラーによる『キャッチ=22』のドラマ化作での自分を見ると「不機嫌な老人」にしか見えないそうだ。
ザ・サン紙とのインタビューの中で、新番組で少し年老いた役柄を演じたことを楽しんだかと尋ねられたジョージは、「画面上で年を実感するなんて面白くないよ。でもこの番組で不機嫌な年取った男を演じるのは楽しかった。(1作品のために)1年半も費やすなら、それだけの価値あるものでないとね」「今回の僕の役柄には繊細さってものがほぼなかったね。ただやたら怒鳴っていたから、帰宅するとみんなにすごく優しくなったよ」と答えた。
年老いた自分を画面ではあまり見たくない様子のジョージだが、噂されている政界入りについては興味がないようで、「それはないね。僕の持つ能力を生かすにはあまり論理的な場所には感じられない。僕は政治家のように自分の信念に妥協する必要なんてないからね。だから政治には興味がない」と言い切った。 (BANG Media International)