ティファニー・ハディッシュ、中絶禁止法抗議でショーをキャンセル
コメディ女優のティファニー・ハディッシュが、最近可決された中絶禁止法への抗議としてジョージア州アトランタでの公演をキャンセルした。
コメディ女優のティファニー・ハディッシュが、最近可決された中絶禁止法への抗議としてジョージア州アトランタでの公演をキャンセルした。『ナイト・スクール』などで知られるティファニーは、今月22日(土)に同市のフォックス・シアターのステージに立つことが予定されていたが、人工中絶法が撤回されない限り、敢行しない意思を表明した。
チケット購入者へのメッセージにおいてティファニーはこう説明している。「ジョージア州は好きですが、女性たちを支援する必要があります。そのため、人工中絶法が取り消されない限り、同地ではパフォーマンスをする気にはなれません」
裁判所からの差し止めがない限り、来年から施行されるその法律では、妊娠6週間以降に中絶することを禁止している。
つい先日には、アリアナ・グランデが今月8日に行われたアトランタ公演の収益から、中絶や避妊を支援する非営利組織、プランド・ペアレントフッドへ25万ドル(約2700万円)を寄付することを表明していた。
昨年からアメリカの各州で制定されている中絶禁止法に対しては、ほかにもエイプリル・ラブ・ギアリー、アシュレイ・ジャッド、ビジー・フィリップス、ジャミーラ・ジャミル、ミラ・ジョヴォヴィッチらが抗議活動を行っている。(BANG Media International)