エルトン・ジョン、断捨離は苦手
エルトン・ジョン(72)は、古い服を捨てることが出来ないのだそうだ。「華麗で多様なスタイル」のワードローブを誇るエルトンは、全てをキープ出来ないと分かっていても、愛着のあるアイテムはなかなか手放すのが難しく、自身の慈善団体の資金集めのためならと動機づけして日々断捨離に挑んでいるという。
ピープル誌のインタビューでエルトンは、「思い入れのあるアイテムを手放すのはとても辛い」「エルトン・ジョン・エイズ基金のために売るっていうのが、一番やる気になるってことが長年の経験でわかってきたよ」と話しつつ、夫デイヴィッド・ファーニッシュとの間の二人の息子、ザッカリー君(8)とイライジャ君(6)のために手元に残している服もあるそうだ。
また、同基金の資金集めの方法を他にも見つけたようで、エルトンは、ジュエリーブランド、シーフ・アンド・ハイストとコラボして、レインボーカラーのタグ・ブレスレットを発表、価格125ドル(約1万3500円)の同ブレスレットの売り上げの20%が同基金に寄付されるという。
エルトンは、同基金の活動について「貧しく社会から取り残されたゲイの男性やトランスジェンダーの人々、特にアメリカ南部で新たなHIV感染が増えてきている」「私達にはすることが沢山ある。烙印を取り除き、全ての人がHIV検査、そして治療を受けられることを確かにしなければ」と話す。
また今回のコラボの話を持ち掛けてきたのは、同ブランドの創立者フランチェスカ・アンフィセトロフだったそうで、「フランチェスカには感謝しているよ」とエルトンが話す一方、アンフィセトロフは「このタッグは、LGBTQ+コミュニティーと流動性に忠誠を示し、自由を外へ向けて表明するものです。私達はエイズ撲滅を信じており、人々が私達と共にLGBTQ+コミュニティーを祝福しエルトン・ジョン・エイズ基金を支援してくれることを期待します」と声明の中で語っている。
(BANG Media International)