スティーヴン・アドラー、腹に刺し傷で病院搬送へ
元ガンズ・アンド・ローゼズのドラマー、スティーヴン・アドラー(54)が刺し傷を負い入院中だそうだ。27日、ロサンゼルスの自宅からの通報を受け、警察と救急隊が現場に急行、病院へと搬送されたという。
TMZによると、腹部の刺し傷で、命に関わるものではなく自身で怪我をしたものとされている。
今月22日には、バンド、アドラーズ・アペタイトとしてミシシッピ州ビロクシ、その2日前にはテキサス州ヒューストンでライブをしていたスティーヴンだが、来月12日にはラスベガスでのライブが控えてもいる。
巷ではガンズ・アンド・ローゼズのドラマーとして最も知られるスティーヴンだが、ドラッグ中毒を理由に1990年に解雇の憂き目にあっていた。また2011年には自殺未遂の経験について告白してもいる。
「俺は本当に惨めだった。人生をかけてやってきたものが全て、取り上げられた。俺をやる気にさせてくれた人間たちによってだ。何をしていいのかわからなくなった」「無数の友人がいたが、自分の親友でドラッグを一緒にやっていた男からバンド(ガンズ・アンド・ローゼズ)脱退を言い渡された。一人ぼっちだった」「悲しく孤独だったさ。妻は出て行ったが俺は彼女を責めなかった。愛する人間が命を断とうとしているのを見るのは辛かっただろう。まさに俺がしていたことだ」
また、当時のインタビューでスティーヴンは2018年の同バンド再結成の際に呼ばれなかったことに不満を漏らしつつ、ガンズ時代に作った楽曲やアルバムを愛し毎日練習していることをアピールしていた。(BANG Media International)