オジー・オズボーン、トランプ大統領の楽曲使用を禁止

 オジー・オズボーン夫妻が、ドナルド・トランプ大統領による楽曲の使用を今後一切禁止した。2人はトランプ大統領のツイッターで、民主党討論会における音声トラブルをネタにした動画の中で、オジーの『クレイジー・トレイン』が使用されているのを発見し、無許可で使用したトランプ陣営を強く非難した。

 妻シャロンのインスタグラムに投稿された共同声明にはこう書かれている。「今朝、オジー・オズボーンの『クレイジー・トレイン』を無許可で使用したことを受け、トランプ陣営(および他の全陣営)が政治広告及びキャンペーンにオジー・オズボーンの楽曲を使用することを禁止する通知を送ります」「オジーの音楽を許可なく使用することは許されません」

 そして、むしろトランプ政権を公に支援しているカニエ・ウェストやキッド・ロック、テッド・ニュージェントらの音楽を使用すべきではないかと投げかけている。

 これまでトランプ政権に楽曲使用の停止を求めたアーティストは数多くいる。2015年にはR.E.M.とニール・ヤングが『イッツ・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド・アズ・ウィ・ノウ・イット(アンド・アイ・フィール・ファイン)』と『ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド』をそれぞれ使用された際にトランプを批判したほか、翌年エアロスミスの『エアロスミス』が使用された際にはスティーヴン・タイラーが、その数か月後には11人の犠牲者を出したピッツバーグのユダヤ教礼拝所における乱射事件のわずか数日後に『ハッピー』を使用されたファレル・ウィリアムスが楽曲の使用停止を求めていた。

 それ以外にもリアーナ、アデル、ザ・ローリング・ストーンズ、トゥイステッド・シスター、エルトン・ジョン、クイーン、ガンズ・アンド・ローゼズらからも楽曲使用を批判されていた。(BANG Media International)

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