ロバート・プラント、23年ぶりに「移民の歌」を披露!
ロバート・プラントがレッド・ツェッペリンの「移民の歌」を23年ぶりにライブで披露した。同バンドのフロントマンとして知られるロバートは、アイスランドのレイキャビクで開催されたシークレット・ソルスティス・フェスティバルのステージで、その歌詞の発想を得た同地の観衆に向かって歌い上げ、「かなり昔のことだけど、インスピレーションをありがとう」と話した。
ツェッペリンが1970年発表の同曲を披露したのは1996年2月が最後となっていた。
「移民の歌」は同バンドのレイキャビク公演前日、公務員のストライキによりキャンセルとなりそうになったところ、同地の大学が会場にと名乗り出たエピソードが背景となっている。これについてロバートはこう説明している。「レイキャビクでのコンサートに招かれたんだけど、到着前日になって全公務員がストライキを始めて、コンサートがキャンセルになりそうになった」「そうしたら大学が僕らのためにコンサートホールを用意してくれたんだ。すごいことだったね」「さらに学生たちの反応はすさまじいもので、最高の時間を過ごさせてもらった」「『移民の歌』はその旅についてのことで、これまでのものとは全く異なる方向性だったあのアルバムのオープニングトラックとなった」
そんな中、レッド・ツェッペリンのドキュメンタリー作品が製作中であることが先日発表されていた。タイトル未定の新作ではロバートをはじめ、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、故ジョン・ボーナムら1960年代の音楽シーンをなぞった同バンド1968年の運命的なリハーサル、1970年にセカンドアルバム「レッド・ツェッペリンII」がザ・ビートルズの「アビイ・ロード」を抜きトップに踊り出る軌跡などが描かれる予定だと言われている。
(BANG Media International)