リアーナのブランド、視覚障がい者から訴えられる
リアーナのブランド、フェンティ・ビューティーが目の不自由な女性から訴えを起こされた。ベアトリス・グティエレスさんによると、同ブランドのサイトは視覚障がい者が利用可能な機能を満たしていないという。
ザ・ブラストが入手したグティエレスさんの裁判文書によると、同ブランドのサイトが業界標準となっているスクリーンリーダーに対応しておらず、視覚障がいを持つ人への配慮が不十分だそうだ。法律で定義された基準以下の弱視であるグティエレスさんは、同サイトが全く利用できず、商品やサービスが自分には全く分からないと非難、同ブランドに対して視覚障がいを持った顧客たちへの迅速な対応、並びに1万5000ドル(約160万円)の損害賠償を求めている。
今回の件で、包括性に関してほころびが指摘されたかたちの同ブランドだが、ことサイズに関しては幅広いサイズを揃えていることで知られており、リアーナは以前こう語っていた。「業界のスタンダードとされるモデルたちがいて、ワンサイズのみのサンプルが提供されるわ。でも私は自分の体に着せたいの。ふくよかな女性、お尻が大きかったり腰回りの広い人にね。今私は昔より胸も大きくなったし。時々寝るのも億劫だったりする。服を着るのも大変なの」「私にとって、自分の作ったもので女性たちに自信を持ってもらいたいことが全て。ファッション、ランジェリー、音楽、メイクアップ。私たちのブランドは全ての人に向けたものにしようと心掛けている」(BANG Media International)