ノエル・ギャラガー、弟リアムのドキュメンタリーでのオアシス楽曲使用を禁止
ノエル・ギャラガーが犬猿の仲として知られる弟リアムの映画「アズ・イット・ワズ」に、かつて共に活動していたオアシスの楽曲を使用することを禁止したようだ。以前、リアムは映画にオアシスの楽曲を使用したら訴えるとノエルから言われたと非難していたことがあったが、今回ノエルは自分や家族に対するリアムのツイッターでの暴言が理由で、使用許可を与えなかったと説明している。
ヴァラエティ誌のインタビューの中でノエルは、使用禁止の事実を尋ねられた際、拒否した事実を認め、妻や子供に対する暴言を吐いた人間の映画を助ける必要はないと答えた。
一方で、昨年まで絶縁状態にあった娘モリーを、息子2人と共にツアーに同行させる姿を描いた同ドキュメンタリー作については、家族思いの父親として「歴史を書き換えようとしている」だけだと批判、劇場に見に行くのは時間の無駄だと言い放った。
2009年にオアシスのパリ公演のバックステージで大喧嘩をしてバンドが解散に至って以来、険悪の仲となっている2人だが、オアシス時代の曲をノエルが使わせてくれなかったことにリアムは以前怒りを露わにしていた。
チャーリー・ライトニングが監督を務めた「アズ・イット・ワズ」では、ツイッターでの暴言が頻繁に注目を浴びるリアムの優しい一面が描写されている。
(BANG Media International)