アリアナ・グランデ、グラミー賞のトロフィーをようやく受け取る
アリアナ・グランデが、グラミー賞のトロフィーを5か月遅れで受け取った。今年2月に開催された同式典で、「スウィートナー」によるポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞したアリアナだったが、そのステージで演奏する曲について主催のレコーディング・アカデミーでエグゼクティブプロデューサーを務めるケン・アーリッヒとトラブルが発生、予定されていたパフォーマンスを直前にキャンセルし欠席していた。
輝くトロフィーと共にインスタグラムに登場したアリアナは、「郵便をチェックしといて本当に良かった」と綴り、マネージャーのスクーター・ブラウンも、「これが家族だ。今週初グラミーとなるトロフィーを届けることができて誇り高いよ。この賞は彼女が一番ふさわしい。素晴らしい物語の序章だ。生きたアイコン、なるべくしてなったんだ。グラミー賞のウィナーとしてこれからも永遠に。僕にとってはアリ、黄金の心を持った自分が知る限り最も強い人間だ。アリ、君を誇りに思う。愛している」と称賛の言葉を述べている。
同式典におけるパフォーマンスのキャンセル理由について当時ケンは「十分な時間がなかった」と説明したが、これに対しアリアナは、「私は黙っていたのに、あなたは嘘をついた。私はパフォーマンスできたけど、あなたはキャンセルした理由を知っているわね、ケン。私の自己表現とクリエイティビティがあなたに揉み消された。だから私は出席するのをやめた。あなたの望み通り、もしくはそれ以上のショーになることを祈るわ」「コラボレーション、サポートし合うということ、そして、芸術と正直さ。政治ではない。選り好みや、ゲームをしているわけじゃないの。あなたたちにとってはそうなんでしょう。でも悪いけど、音楽は私にとってそんな類のものじゃないわ」と反論していた。(BANG Media International)