テイラー・スウィフト、カニエ・ウェスト夫妻との確執は精神衛生上最悪だった!?
テイラー・スウィフトが、キム・カーダシアンとその夫カニエ・ウェストといがみ合っていた時代を回想している。3年前、カニエは「フェイマス」の詞で「あのビッチ(テイラー)を有名にしたのは俺」と歌いテイラーが激怒、その後キムがテイラーとカニエによる通話録音をリークし、2人には事前の了解があったとするなど、ひと悶着があり世間を騒がせていた。
またキムはテイラーを「蛇」と形容、一方のテイラーは同曲の中でカニエが自分を「ビッチ」と呼ぶことなど知らされていなかったと訴えるなど泥沼化していたが、当時テイラーは一般の人々からも悪口、挙句の果てには「死んでくれ」といった罵詈雑言を浴びせられていたそうだ。
米版ヴォーグ誌9月号で当時をテイラーはこう振り返っている。「何百万人もの人間から声高に嫌悪を叫ばれることがどういうことなのかわかる人はそう多くはないと思う。『黙れ』や『消えて』、『死んで』みたいなメッセージを受け取った。全く制御不可能なものだったし、自分の人生を再構成しなきゃいけないって強く感じたの。これについて音楽にしなきゃって、それが私が唯一生きる道だから。自分のメンタルヘルスを正常に保つ唯一の方法、屈辱的なことを克服していく物語を伝えるといったね」
またLGBTQの権利についても声を上げる決意を決めたそうで、「1年か2年ぐらい前かな、トドリック・ホールと車の中にいて、『君の息子がゲイだったらどうする?』って彼が聞いてきたの。(ゲイの)彼がそう尋ねざるを得なかった事実にショックを受けて、(LGBTQに関する)自分の立ち位置があやふやだったことに気づいた。私の息子がゲイだったら?彼はゲイというだけで、その質問の意味が分からないわ。そんな質問をされて、LGBTQコミュニティにいる私のファン達はどう考えているんだろうってなって、自分はその事柄に関して公に明らかにしていなかったことに衝撃を受けたの」と続けていた。
一方、今月23日解禁となる新作『ラヴァー』について、「このアルバムは新しい門出のような意味が色々とあるの。愛に対して愛を綴る手紙。立腹、情熱、興奮、魅惑、恐怖、悲劇、満悦といったものが全部詰め込まれているわ」と自信を見せてもいた。(BANG Media International/デイリースポーツ)