ヒュー・グラント、妻との出自の違いに悩む…夫婦間に溝?
ヒュー・グラント(58)が、妻に『サウンド・オブ・ミュージック』好きがばれて以来、夫婦関係に亀裂が入ったと明かしている。テレビプロデューサーのアンナ・エバースタイン(40)と昨年結婚したヒューだが、スウェーデン人のアンナとは出自の違いを実感しているようだ。
「『サウンド・オブ・ミュージック』なしの僕の人生なんて無理だ。スウェーデン人の妻は本物の男っていうのに馴染みが深くてね。スウェーデンの北部出身で、そこでは男は紅茶を飲みさえしないんだ。そんなのは女が飲む物だって思われている。いつだったか、『サウンド・オブ・ミュージック』を見ながら、映画の修道院長に合わせて歌っていたのを妻に見つかった。それからというもの、僕たちの結婚は元通りとはいかなくなったんだ」
そして、まだ無名時代だった自分を回想し、デッドラインにこう思いを語った。
「演技というものが僕にとって喜びなのかはずっとわからないんだ。けどかつて、僕がまだ成功していない、(1994年発表の)『フォー・ウェディング』以前は映画というものは楽しかった。率直に、ある映画が作られてそれで報酬がもらえることに感謝していた。誰かが見る可能性も全然なかったし、とにかく楽しく、酔っ払って共演者とかスタッフらとおしゃべりができたんだ」
「映画製作はかつて最高だった、特に現場にいるとね。誰もスマホなんて持っていなかったから、お互いについて深く知ることができた。毎晩皆が浮気し酔っ払っていた。今とは全く違うよ。不健全な行為も今はない。女優はトレーラーから予定の時刻ぴったりに出てくる。退屈だね。かつてはあらゆる癇癪が大歓迎だった。僕はまだミニ癇癪を起したりするよ。皆を動かすためにさ。映画1本につき1回ね」
そして話は『ラブ・アクチュアリー』に及び、同作で演じたデイヴィッド役同様、イギリスの首相になるのも悪くないとした。
「ある種の人達が近づいてきて、『ラブ・アクチュアリー』の首相役の僕が大好きだったって言ってくることもあるよ。現実でも素晴らしい首相に僕はなるだろうって思う。でも僕の政策はほとんどの人にとってちょっと行き過ぎかもね。ヘッドフォン特にイヤホンは廃止する。イヤホンをつけている人を見つけ次第警察に逮捕してもらうね。リーフブロワー(落ち葉掃除の機械)もダメ。それを自分で使ったり、使う誰かを雇ったりしたら、強制的にそれを直腸に入れて、スウィッチを入れる。ちょっとやり過ぎかな。言っただろ、きっと当選はしないって」と冗談を飛ばしていた。
そして、共演の常連でもあるベン・ウィショーについてヒューはこう続けている。
「僕がベン・ウィショーにくたばって欲しいのは明らかだ。『クラウド・アトラス』が最初だった。彼が僕の妻を演じて、明らかに僕は自分の妻に酷いことをしていた。ベンへの虐め第1弾だ。そして、『パディントン2』で僕は彼を留置場に押し込んだ、そして列車の中で殺そうとした。それから(BBCドラマの)『ア・ベリー・イングリッシュ・スキャンダル』で僕はベンを誘惑し、レイプし彼が殺されるよう仕向けた。素晴らしい奴だよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)