エド・シーランは「００７」のテーマ曲を書きたいと毎日マネージャーにせがんでいるそうだ。キャリア初期からエドのマネージャーを務めているスチュワート・キャンプによると、エドは「００７」シリーズ最新作のテーマ曲を担当することに今でも前向きであるものの、バーバラ・ブロッコリを筆頭とする同作の製作陣が本格的にテーマ曲について検討するのはまだ先のことだという。

　ミュージック・ウィーク誌にキャンプはこう話す。「（２０１７年の）ダブリン公演の際にバーバラ・ブロッコリには会いましたし、興味を持ってくれていたようでした」「その後、（エドが出演した）映画『イエスタデイ』の監督でもあるダニー・ボイルの参加が決まり、つながりが一層深まりました」「ご存知のようにその後監督は変わりましたが、我々は今でも前向きに考えています。しかし、製作陣はまだその件に関して話し合いさえも行っていない段階です」

　キャンプは同作の主演俳優ダニエル・クレイグがエドの大ファンであり、すでにテーマ曲の担当をすることが決定しているという報道を否定したうえで、「エドには毎日聞かれますけどね。ですから私は『映画製作では音楽が最後だから』と返しています」と続けた。

　そんなエドは以前、話を持ち掛けられたわけではないものの、「念のために」数年前に「００７」用の曲を執筆しておいたと話していたこともある。

　２０１２年の「スカイフォール」、２０１５年の「スペクター」でテーマ曲をそれぞれ歌ったアデルとサム・スミスに続く最新作のアーティストについては、デュア・リパに決定したという噂も浮上したが、本人は是非やりたいとはしながらも、今のところそういった話はないと報道を否定していた。（BANG Media International／デイリースポーツ）