バービーの生みの親が映画化「裏にいる驚くべき女性を知るべき」
バービーの生みの親として知られるルース・ハンドラーの伝記映画が製作される。『ドリーム・ドール』と題された新作では、マテル社を1945年に創設し、その15年には娘のバーバラにちなんだ人形バービーを作り出したハンドラーの半生が描かれる。
1995年に発表されたハンドラーの同名回顧録を『ダラス・バイヤーズクラブ』のメリッサ・ウォーラックが脚色する予定だ。
ハンドラーの娘バーバラと孫シェリル・シーガルはヴァラエティ誌にこうコメントを出している。「世界はあの人形の裏にいる驚くべき女性の存在を知るべきです」「我々はルースの人生を映画化するにあたり、リタ・ウィルソン、クリスタン・クロッカー、アンドレア・ネヴィンズ、ブロン・スタジオズと協力することに決めました」
ハンドラーはフォーチュン誌が全米企業上位500社を発表する「フォーチュン500」入りした初の女性社長となったが、1970年に乳がんと診断され、2002年に85歳でこの世を去った。
プロデューサーのウィルソンは「60年以上経っても世界的な人気を誇るアイコン的存在のバービーのことは誰もが知っています」「しかし、世間の予想を覆し、そのバービーを作り上げた、鼓舞され、革新的で情熱的な女性について知る人は多くありません。ルース・ハンドラーの話は、畏敬の念に値し、力づけられると同時に時に激高されるものでもあります」と話している。(BANG Media International/デイリースポーツ)