ＢＴＳ（防弾少年団）が韓国にて兵役に就かなければならないようだ。１９５７年から同国では北朝鮮との緊張関係を理由に、１８歳から２８歳までの男性国民に対し兵役を課しているが、一部のスポーツ選手やアーティストらは国際大会などへの出場を理由に例外が認められてもいる。

　同グループのメンバー７人らは全員まだその軍務に就いたことがなく、ジンが今年１２月に２７歳になることで、残り時間も少ないと指摘されている。ちなみに同任務は１年半から１年１０か月ほどの期間続く。

　今回ザ・ハリウッド・リポーターが韓国政府からの声明を入手、そこには同グループのメンバーを例外にはしないと前置きしつつ、政策を見直している段階だとして、「国防部は現在、関連当局と徴兵に関する代替任務プログラムの改善について話し合いを行っています。変更に関してはまだ何一つ決まっていない状況です」と書かれている。

　そんな中、ファンらは韓国政府に対しメンバーらの兵役免除を懇願しているところだ。ちなみに英プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーＦＣ所属のソン・フンミン及び、韓国代表のサッカー選手らは兵役を免れている。

　一方、ジンは以前、韓国人としてメンバー共々国民の義務を果たす準備はできていると話してもいた。同グループは来月１１日より「ラブ・ユアセルフ：スピーク・ユアセルフ」ワールドツアーをサウジアラビアから再開する予定だ。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）