ケシャ、ニューアルバムを制作中
ケシャが、ニューアルバムを引っ提げて再びポップミュージック界で活躍する日も近いようだ。肉体的、精神的に虐待を受けたとして、自身のプロデューサーであるドクター・ルークに対し訴訟を起こし、同時にルークのレーベルとの契約解除を求めたものの訴訟が棄却され、その後2017年にリリースされたアルバム『レインボー』では、その時の感情を歌にぶつけたケシャだが、今回のニューアルバムではお得意のアップビートなポップも聞かせてくれるという。
ケシャは、ビルボード誌のインタビューでこう話している。「前作ではセラピーをした。多くの感情を吐き出したの。(ニューアルバムは)デビュー当時の幸せが詰まっている。でも、よりそれを勝ち得た感じの、これまでないほど健康的なものよ。壊れてしまった感情を掘り下げたから、今馬鹿げたことも少し話せるようになったのね。再びポップミュージックに確かな足跡を残したくなったの。『私には出来る。自分だけでだって』って感じね。これが私の最後のポップアルバムになるかどうかは分からないけど、有終の美を飾りたいわね」
辛い時期を経験したケシャだが、過去のポップなヒット曲の数々に関しては、「よりポップな曲を演奏すると、みんなノリノリになるわ。それらの曲も私のベイビーよ」「人々が楽しんでくれて、友達と最高の時を過ごしてくれるのを見ると、とても嬉しい。それを失うつもりはない」と話す。
また、タイトル未決定の同ニューアルバムには、初期のポップなスタイルと、近年のよりエモーショナルなスタイルの両方が反映されているそうで「感情は永遠。このアルバムには、頭の中がめちゃくちゃな日でも、煌びやかに着飾って人生最高の夜にすることも可能って事実を復活させた一面もあるの」と説明していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)