「テレビを持っていない」女優 娘のエミー賞鑑賞のためにテレビを修理

 ミシェル・ウィリアムズは、娘がエミー賞中継を鑑賞できるようテレビを修理しなければならなかったそうだ。22日に開催された授与式典において、「フォッシー/ヴァードン」のグウェン・ヴァ-ドン役でリミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞の栄誉に輝いたミシェルは、普段はテレビを一切観ないそうで、この日は壊れていたテレビを修理して、元パートナーの故ヒース・レジャーとの間の娘マチルダ(13)が母親の受賞スピーチを鑑賞できるようにしたという。

 人気ドラマ「ドーソンズ・クリーク」でミシェルと共演したことがあるビジー・フィリップスは、エンターテイメント・トゥナイトのインタビューでこう話している。「ミシェルは、本当にテレビを持っていない人だということを言っておくわ」「こう言っても、普通は信じてもらえないと思うけど」

 そしてミシェルは「私の娘が今夜エミー賞を観れるように修理してもらったのよ」と続けた。

 また、ビジーは同じく 「ドーソンズ・クリーク」の共演者で、現在ダンス勝ち抜き番組に出演中のジェームズ・ヴァン・ダー・ビークについて「彼は凄いわよ。優勝してほしいわね」と言及。これに対し、ミシェルは「早く観たいわ!」と反応。そこでビジーは「彼は『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出ているって知ってた?」と突っ込み、ミシェルは「いいえ!」と答えていた。

 そんなミシェルは受賞スピーチの中で「フォッシー/ヴァードン」で受けた製作側からのサポートを踏まえて、「彼らは人に価値を見出すと、その内なる価値を得るに至ると理解してくれていました。ではどこに価値を見出しているのでしょうか?仕事です」「なので、特に有色人種の女性ですが、白人男性と比較すると1ドルに対して52セントほどの開きがあるそんな彼女たちが、仕事をするのに必要なことを伝えてきた場合には、耳を傾けて下さい。信じてあげてください。いつかあなたの前に立ち、職場環境のおかげで成功できたとお礼を述べてくるかもしれません。それにも関わらずではなく」と話し賃金平等を熱く訴えた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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