28歳で自殺したトップDJの父親 亡き息子について言及
DJで音楽プロデューサーだったアヴィーチーの父親が、メンタルヘルスへの関心を高めるため、亡くなった息子について言及している。昨年4月、オマーンでの休暇中アヴィーチーことティム・バーグリングは自殺、28歳の生涯を閉じていた。そして今回、うつと不安神経症に悩んでいた息子へ父親のクラス・バーグリングが追悼の言葉を投げかけている。
米ニュース番組「CBS ディス・モーニング」のメンタルヘルス特集のインタビューにクラスはこう答える。「気分が優れない子供がいたら、あらゆる事を試すことです」「何が起こっているのかを理解しようと努める。だから私たちは精神科医を訪ねました」「息子が14歳か15歳の時でした。医者はティムをとにかく落ち着かせました」
一方、アヴィーチー本人は死の前にドキュメンタリーの中で自身のメンタルヘルスを告白したことについて、「ああいったやり方で公にして勇気があったなと思います」「素晴らしい心を持っていました」とクラスは振り返るも、息子が人生を正しく歩んでいると思っていた矢先の自殺が信じられなかったという。
「私達全員にとってあの自殺は驚きでした。皆が彼は昔より良くなってきていると思っていましたから」と続けた。現在の自身の心境について「上がったり下がったりです。(息子がいる)前の人生、そして今は(息子がいた)後の人生でしょう。それが一番適した言い方です」と答えている。
以前クラスは息子の死は計画的なものではなかったとする見解を示してもいた。「彼は自殺を計画していたというより、むしろ交通事故のようなものだったと私たちは考えています」「様々な事が同時に発生し一気にやってきて、彼は自分をコントロールできなかったのだと思います」(BANG Media International/デイリースポーツ)