ソフィア・ベルガラ、凍結保存胚を巡る裁判で勝訴
『モダン・ファミリー』などでおなじみのソフィア・ベルガラが、元恋人との凍結保存胚を巡る裁判で勝訴した。ソフィアは元婚約者のニック・ローブと過去に凍結していた2つの胚を受精することに反対したことで、ニックと長期の法廷争いとなっていた。
ニックは胚にも人権が与えられているルイジアナ州へ、この訴訟を持ち込んでいたが、今回同州の裁判所で敗訴したことにより、今後同じ件で訴訟を起こせなくなったとニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄は伝えている。しかし、ニックの弁護団は「控訴するつもりです。胚はその生命の権利を持つ人間であり、生まれる権利があるのです」とコメントしている。
そしてニック本人は以前、この凍結胚を巡る裁判において、凍結胚が個人の権利を持たず、親という所有者によって運命を左右される「奴隷」同様の扱いを受けていると表現していた。
ジョー・マンガニエロを夫に持ち、過去のパートナーとの間に24歳の息子を持つソフィアは、2013年にニックと作った「エマ」と「イザベラ」と名付けられた凍結胚を原告とした生存権を巡る訴訟を起こされていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)