ローズ・マッゴーワン、レイプを告発したワインスタインと元弁護士らを起訴

 ローズ・マッゴーワン(45)がハーヴェイ・ワインスタインとその元弁護士らを起訴している。ワインスタインのセクハラ騒動勃発時にいち早く被害者として名乗りを上げていたローズは、1997年に開かれたサンダンス映画祭でワインスタインからレイプされたと告発していた。

 今回ローズは、自身に汚名を着せ、申し立てを疑ったとして、ワインスタインとその元弁護士であるリサ・ブルームとデイヴィッド・ボイーズに対して法的措置に出た。TMZによると、ローズは3人に対する法的書類を提出しており、そこには本件は「アメリカで最も権力を持つ男性の1人とその弁護団による、性的暴行の被害者の口を封じるための極悪非道で、非合法的な取り組みである」と記載されているという。

 ローズは2016年にワインスタインから受けた被害の詳細を綴る自伝『ブレイブ』を書き下ろすつもりだったものの、その計画を知ったワインスタインが自身のチームを使って、出版を阻止する、あるいはもし出版された場合には誰もローズのことを信じないように策略したと訴えている。その後『ブレイブ』は昨年出版に至っている。

 今回のローズによる書類には、ワインスタインの弁護団が未発表の本を盗もうとしたうえ、出版した場合にはローズの評判に打撃を与えるとして、ローズの口を封じようとしたと書かれている。

 しかし、ワインスタインの現弁護士フィリス・カプファースタイン氏は、すでに今回のローズの告発を一蹴している。TMZに寄稿された声明で、カプファースタイン氏はこう綴っている。「これを最後に、ローズ・マッゴーワンは本来の自分を露呈することになるでしょう。つまり、お金ほしさに、世間の注目を浴びようとしている人間です。私達はそれを却下しましたが、証拠のない告発をしない代わりに、巨額の支払いを求めた瞬間から、今回の告発をする機会を狙っていると私達はわかっていました。私達は本件がいかなる法的価値がないことを実証します」

 一方、元弁護士ブルームの代理人も、ブルームが本件に含まれていることは許しがたいことだと反応している。「マッゴーワン氏が本件に私の依頼人を含んでいることは許しがたいことです。マッゴーワン氏による私の依頼人に対する告発はいかなる事実、法的証拠に基づいたものではありません。法廷で本件を正す日を心待ちにしています」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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