シャロン・ストーン、自身の名前を曲に無断使用した女性ラッパーを訴える

 シャロン・ストーンが、楽曲「シャロン・ストーンド」を巡り訴訟を起こした。「氷の微笑」などで知られるシャロンは、2018年発表の同シングルとMVにおいて、自身の名前が本人の許可なしに商業目的で使用されたとして、懲罰的損害賠償および同曲とMVからの収益の支払いを求め、タレントやラッパーとして活動するシャネル・ウェスト・コーストを訴えている。

 訴状には、シャロンのこれまでの芸歴や慈善活動が記載されているほか、「自身の名前、類似点、画像、アイデンティティ、人物像を厳しく管理している」とし、「ヒップホップのコミュニティで立場を確立しようと必死な駆け出しアーティスト」のシャネルが「他人の名声や地位を利用して」影響力を得ようとしたと訴える。

 「シャロンがマリファナでハイになっている」ということを意味するタイトルの同曲には、シャロンという名前が99回、シャロン・ストーンが33回登場するほか、MVには大麻の巻きタバコ用の紙が写っており、シャロン側は本人の名前を許可なしで使用した上、大麻関連商品を宣伝しているように見せかけたとしている。

 一方のシャネルは、「シャロンはその曲のことを知っていたし、出演までも予定していた」として反論声明をローリング・ストーン誌に発表している。その中でシャネルは、シャロンは何か月にもわたる話し合いや自身や監督との直接のミーティングの結果、MV出演を決断、その後ダンスリハーサルも2回済ましていたが、撮影当日に出演中止を決め、撮影はシャロンなしで決行されたと説明する。

 またシャネルは、自身に落ち度はないと主張し「私は、自分が尊敬する人に関する曲やビデオを作ることで自分を表現したアーティスト。私には、シャロン・ストーンと私に光を当てる視覚的に素晴らしい何かを創ろうという善意しかなかった。悪いことは何もしていない」と話している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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