サンドラ・ブロックとエレン・デジェネレス「大規模な詐欺行為」複数ウェブサイト訴える
サンドラ・ブロックとエレン・デジェネレスが、自身の名前や画像を無断で使用したとして複数ウェブサイトを訴えている。2人は、自分達があたかも宣伝しているかのように見せかけて製品を販売しているとして不特定のウェブサイトの運営者を相手取り、ロサンゼルス上位裁判所に訴状を提出した。
その訴状の中でサンドラとエレンは、特定されていないこれら複数のウェブサイトが、自身達を含めた有名人がアンチエイジングのクリームや、その他美容商品を推奨しているかのように見せかけた偽の広告や偽の推奨コメントを掲載していると指摘、2人の広報権の侵害に加え、カリフォルニア州の偽装広告法や不正競争防止法を破っていると訴える。
サンドラの弁護士マイケル・カンプ氏とエレンの弁護士マイケル・ワインステン氏は、NBCニュースに出した声明でこう説明する。「サンドラとエレンの名前と画像を使った大規模な詐欺行為で、被害者が出ています」「『モグラたたき』のように、1つの偽サイトを暴くと、また1つ現れます」
「訴状の提出は、この詐欺行為とその仕組みを表に出すことで、人々が被害に遭わないようにするのに加え、これらのサイトを運営し利益を得ている者を暴き出し、その行為を阻止し裁く方法の1つでもあります」
ニューヨーク・タイムズ紙によると、これらの広告は、劇的な効果を約束する裏付けのない推奨コメントなどを含んでおり、サイトの運営会社は秘密保持が許される州に基盤を置いて、次々と改名や合併を繰り返し、一晩で現れたり姿を消したりする上、常に警察の一歩先を行くことに力を注いでいるため特定が難しいという。(BANG Media International/デイリースポーツ)