新「ゴシップガール」は同性愛ネタも登場
『ゴシップガール』リブート版では有色人種を主役に、同性愛ネタも多く取り上げられるようだ。同番組のクリエイターであるジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが7月、新ストリーミングサービスHBO Maxに向けて7年ぶりに同人気番組を復活させることを明かしていた。
現代のティーンエイジャー向けに展開される全10回の1時間番組では、オリジナル版よりも多様なキャストが予定されており、現在の世界を反映するだけでなくストーリーに大きなひねりが含まれているという。
オリジナル版で脚本と製作総指揮に携わったジョシュア・サフランはヴァルチャー・フェスティバルでこう明かす。
「前回の番組ではあまり描写がなかったと思うんです」
「参加していた頃、ゲイの脚本家は僕だけでした」
「僕は90年代にニューヨークの私立に通っていましたが、『ゴシップガール』にその状況が反映されていたとは言えませんでした」「ですから今回は白人でないメインキャストになります」
「それに番組内には同性愛ネタも多く出てきます」
「まさに今の世界に見られる富と特権とそれに対する姿勢に取り組んでいると言えますね」
「私が言えることといえば、ひねりが加えられていて、それに誰もが共感できるということです」
セシリー・フォン・ジーゲザーの同名小説を原作に2007年から2012年から放送された前作では、ニューヨークに住む富裕層のティーンエイジャーが、陰謀やロマンスに奔走する姿が描かれており、ブレイク・ライブリー、テイラー・モムセン、レイトン・ミースター、エド・ウェストウィックなど主要キャストは白人俳優が占めていた。
先日には、最終話でペン・バッジリー演じるダン・ハンフリーであることが発覚した、ナレーターでもある謎の存在「ゴシップガール」の声をクリステン・ベルが続投することが発表されている。
リブート版『ゴシップガール』は2020年にHBO Maxで配信予定だ。(BANG Media International/デイリースポーツ)