新作「チャーリーズ・エンジェル」監督、出演女優「大コケ」認め自虐

 エリザベス・バンクスが新作「チャーリーズ・エンジェル」の興行成績が伸び悩んでいることをジョークにしている。エリザベスが監督から脚本、製作、出演までこなした同作は、4800万ドルから5500万ドル(約52億円から60億円)とされる製作費に対し、先週の公開初週末の興行成績が2760万ドル(約30億円)に留まる結果となっていた。

 これを受け、エリザベスはツイッターで「大コケ作を出すなら、自分の名前を4回は確実に載せるように」と冗談を飛ばしつつ、「でも私は『チャーリーズ・エンジェル』を誇りに思っているし、日の目をみたことを幸せに思う」と続けている。

 いまひとつの出だしとなってしまったエリザベスだが、先日にはこの作品で今後スタジオがより女性監督を支持するようになればとの期待を語っていた。「私が何よりも望むことの1つは、女性を信じても良いんだと重役に思わせること」「もし私が素晴らしいキャストを揃えた良い映画を作り出すことが出来ればそれが出来るんじゃないかと思う。私たちは人々が見たいとても楽しい映画を作ったわけだし、この仕事に就く女性のことを重役たちがもっと信頼してくれるようになることを望んでいる」

 さらにクリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンズカがタイトルロールを演じるこのアクション映画を観客が気に入ってくれれば、続編の可能性もあり得るとして、「女性中心のアクションシリーズが存在するっていうのはいつの時代でも良いことだわ。悪い時期なんてない。私はただ見終わった時にこのどうしようもない世界において希望を持ってくれることを望んでいる」と続けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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